フォルクスワーゲン、WRCから撤退か??

信じられないニュースが飛び込んできました!

WECからアウディが撤退したばかりだと言うのに、今度はWRCからワーゲンが撤退するかもしれないというのです!

エミッションゲートで発生する損失をモータースポーツで補おうということなんですかね。今日VWグループの重役会で提案されるらしいですが、未来の技術のためにも、世界中のラリーファンのためにも、是非踏み止まってほしいものです。

だってもう2017年モデルをバリバリテストしてるし、世界チャンピオンがシート無くなるって大変なことですよね?

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望ましいことではないですが、しかしこれはWECに続きトヨタにはチャンスなのかも・・やはり世界選手権においては色々なところでバッティングしていたんですね。

ところでドライバーもハンニネンしか決まっていないし、オストベルグ以外の候補も考えられますかね。まさかのオジェ、いやミケルセン?フィンランドコネクションでラトバラ??他のメイクスの椅子が動く可能性もあるし、混沌としてきますね。

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いかにトヨタと言えども復帰初年度からチャンピオンは望めませんが、エース級のドライバーが決まれば1勝くらいはできるかもしれません。

今後の動向に注目です。

 

ベントレー・ベンタイガが始めた超高級SUV ですが・・・

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もうベンタイガ!としか言いようのない佇まいですな!(意味不明)

 

価格は2800万円なので、これまでSUVの王者だったレンジローバーが2台、カイエンなら3台買えますが、そういう問題では無いんでしょう。

W12型6Lエンジンの600馬力で時速100Km/hまで4秒、最高時速300Km/hをマークするので、競技用のラリーカーを含めても史上最強・最速のオフロードカーと言える訳ですから、価値は掛け替えが無いですよね。

しかも内装は高級家具が鎮座する応接室の様だし、なぜかブライトリングの8ポイントダイヤモンドウォッチも付いているので、座っているだけでも楽しいんじゃないですかね。

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ただやはり四駆(死語?)は、パリダカに出てナンボでしょ!というオールドスクールメンバーには、これが4WDって言われても何かしっくり来ないですよね?そんなことないですか?

レンジローバーもゲレンデヴァーゲンもパリダカ勝ってるし、ポルシェもBMW-MINIも、パジェロランドクルーザーも砂漠の顔じゃないですか。都会派な生い立ちのハマーH2だって、ほとんどバギーながらもロビー・ゴードンが走らせてるし、何ならランボルギーニだって出たことあるんですから!

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LM002勇ましいなぁ!そういった意味では、生産が決定したランボルギーニウルス!いいね!

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スーパーカーのドヤ顔とこの車高のカオス感がたまりません。これも600馬力らしいですが、V8ハイブリッドなのでこっちの方が軽そうです。車内空間はタイトでしょうが。

この車がいつか誰かの好意によって、競技に参加する夢を見たいと思います。リアウィングが気絶するほど似合うでしょうし、これでファイティングレッドブルカラーなんて物凄く素敵じゃないですか!

どんなF1がカッコイイのか問題

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先日マクラーレンが未来のレーシングカーとして、MP4−Xを公開しました。F-ZEROみたい!ドライバー保護のキャノピーは好きなのですが、これはフロントウィングすらないですね。

キャノピーと言えば、ヘッドライトが付いてもはやフォーミュラではないレッドブルのX2014が思い浮かびます。グランツーリスモとのコラボレーション企画ですね。だんだんバーチャルと現実の境がなくなってきました。

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しかし現実は!近年の空力ルールのミスリードでここまでカッコ悪くなっていました。天狗ですか!しかも排気音も物凄く大人しく、迫力は前座レース以下です。

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技術の最先端を争う世界なので、空力学の究極の形を見たい欲求もあるのですが、その一方では夢を売る商売でもあり、外見や音も重要なファクターであることは間違いありません。というよりタイム自体も落ちている始末で、遅いF1を超えないように、日本のスーパーフォーミュラの性能を抑えさせているという話もあるほどです。

 

ではどんな形がいいんでしょう。個人的には、羽が生えるだけ生えた状態のフェラーリF2008は好きです。ただこの翌年には、オーバーテイクを増やしたいということで、チリトリのような形になってしまうんですね。

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その前くらいの時期だと、ジョーダン191が良いと思います。ほとんど地面に座ってるんじゃないかというほど低い構えですね。シューマッハのデビューマシンとしても有名です。

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いや、低いといえばブラバムのBT55ですね。そして長い!エンポリオアルマーニカッコいい!

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毎年F1日本グランプリには行きますが、何のために数万円のチケットを買うかといえば、世界で最も速く、格好良い車のレースを体感するためです!この所のレギュレーションの迷走でファンも減っているらしく、主催側もマクラーレンレッドブルフェラーリから将来のF1のデザインスタディを出させて、相談しているそうです。

ただこの時のデザインの中で公開されているのは以下のフェラーリ・F1コンセプトカーだけです。もうこれでもいいです!ドライバーがマシンと溶け合ってるように見えますが、速くて甲高い音がすれば鈴鹿には行きますので!2017年の改革に期待します!

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アウディのル・マンマシンお披露目・・・

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ジンベイザメ

アウディが2016年にWECに参戦するLMP1マシンを発表しました。引き続きディーゼルハイブリッドで、エネルギー量は4MJから6MJにアップされています。ガソリンエンジンのポルシェやトヨタは8MJですが、トータルのパワーは同等なのだそうです。

しかしこのスタイル・・・

現時点での空力技術を結集してこうなったんですよね。地球上での運動を極めようとすると、虫や魚など、古来の生き物に近付いて行くのでしょうか。そして走行音は非常に小さいので、ますます不思議な存在です。

F1よりレギュレーションの自由度が高いLMP1は、ワークスチームの技術対決が真っ向から楽しめる素晴らしいクラスになっていますね。エンジンもガソリンとディーゼルがあり、電気とのハイブリッドを組み合わせる方法も様々。駆動方式が異なる車まで出てきました。

本当はマツダがロータリーのマシンで参加すると最高ですが、タイムがF1並になる程開発が進んだクラスに参加してもらうというのは、ファンの高望みでしょう。可能性があるのはBMWプジョーあたりでしょうか。

とにかく来年こそはル・マントヨタに勝って欲しいし、日産もトップを争える車が用意できるのを待ち望んでいます。

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ペター・ソルベルグおめでとう!

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2003年にスバルでWRCチャンピオンに輝いた、ペター・ソルベルグが、去年に続いて世界ラリークロス選手権で年間チャンピオンになりました!連覇は本当に素晴らしい!おめでとう!

去年の時点でWRCWRXという、異なる世界選手権のチャンピオンになった史上初めてのドライバーとして殿堂入りしていますが、今年もワークス体制ではない中で二連覇するとは流石です。

WRCでは、絶対王者のローブを最後に破ったラリーストと言えるでしょう。もっと運が向けば、あと2回くらいはチャンピオンになったのではないでしょうか。

「ハリウッド」と呼ばれるほど、元々のキャラクターがエンターティナーだったので、ファンサービスも良くしてくれて、世界的に人気の高いドライバーでしたが、スポンサーの関係や、スバルとの結び付きも手伝って、日本を第二の故郷と言ってくれていることから、特に日本のファンが多い人ですよね。

 

ソルベルグはここ数年、WRCWRXをまたいで自分のプライベートチームを率いて頑張っていますが、一昨年から始まった世界ラリークロス選手権も段々と人気が出てきて、順ワークスといえる体制のチームも増えてきました。

プジョーは恐らく最も予算を使っていますし、アウディVWも徐々に体制が大きくなっているようです。三菱ワークスにいた懐かしいジジ・ガリは、今年から起亜で出ています。

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ペターには、来年も是非とも3連覇を狙って欲しいです!願わくばアメリカでラリークロスやってるスバルが協力してくれないかな!

世界最速ブガッティ・ヴェイロンの後継車、「シロン」現る。

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ブガッティが最速王者に君臨してから10年。とうとうヴェイロンの新型「シロン」の、偽装無しの姿がスクープされました。何か恐ろしい物に出会ってしまった趣ですね。。

 

サイズはアップしている印象ですが、甲虫のようなシルエットは変わらず、目つきはより悪くなっています。

しかし噂されるエンジンは8L・W16型4ターボを踏襲しますが、ハイブリッドシステムになるようです。どんな音なんですかねー。パワーは最終的に1200馬力までいったヴェイロンを更に上回る1500馬力!で最高速は460km/hに達すると!市販車の速度記録は、435km/hヘネシー・ヴェノムに抜かれているのですが、これで面目躍如です。

しかしこの車の最も恐ろしいトピックやはりコストでしょう。販売価格は3億円前後だそうですが、1台デリバリーすると6億円の損失があるとのこと。これを500台発売するということなので、VWグループは、3000億円の赤字を開発費として計上するということでしょうか。エミッションゲートの真っ只中なので心配になってしまう数字です。宣伝効果はそれ以上あるということで、この車の開発に関しては頑張って欲しいです。

とにかく1台10億円近い価値がこの車にはあるのです。ビジネスジェットと迷うレベルですが、オーナーは間違いなく両方購入できる人でしょう!

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そろそろトヨタも本気か?2016ダカール・ラリー

今年もダカール・ラリーが気になる季節になりました!日本のメーカーがワークス参戦していないと情報が少なくて苦労するのですが、色々検索してみると楽しみなチームが幾つもあります。

 

まずはトヨタ!そろそろ本気でダカール・ラリーに取り組んでくるか?ドゥビリエのマシンに「GAZOO Racing」のロゴが!形も徐々に市販車から離れてポテンシャルがアップしているのでしょうか。去年スピードを見せたアル・ラジにも期待です!

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去年惨敗のプジョーは、ペテランセルサインツ、デュスプリに加えて何と、セバスチャン・ローブが加入。本人はシトロエンWTCCを継続したかったようですが、いずれにしろ史上最強のラリーレジェンドがとうとうダカール参戦です。WECでポルシェワークスのロマン・デュマも、プライベートチームでこの車を使うみたいですが、しかしこれだけオールスターを揃えて、何故再度二輪駆動なんでしょう。軽くできるから?Bajaみたいなフラットなオフロードなら、ゴードンのハマーの様なスタジアムトラックも活躍できると思いますが・・・。しかしラリーの覇者であるプジョーのことなので、今年は良い所まで行くのでしょうか。

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カマズのワークスカミオンも新型を投入するようです。ボンネット型はカッコイイ!このクラスはダカール・ラリーの醍醐味ですね。

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他には、元シトロエン ワークスのチェビー・ポンスはフォードチャレンジャーで出場。

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ヴィエリは引き続きルノー

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注目のミッコ・ヒルボネンは本命のミニですね。

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とは言えそろそろMINI以外の優勝が見たいです。トヨタ来い!